【”ありんこ”の考えていること】
日本の教育も戦後初めて大きく変わろうとしています。
これまでの学校教育は、習ったことをいかに正確に書き出せるか、つまり再現性を試されていました。
しかし、これからは主体性を試される時代となりつつあります。
つまり、自分から生み出し、主体的に主張していく能力です。
このことは、昨今の人工知能をはじめとするITの発展が大きく影響していると思われます。
どんな時代になろうとも、人間として大切なのは”考える力”、そして、”考え抜く力”です。
ありんこが特に重要視しているのが、理系科目です。
昨今、理系離れが叫ばれていますが、理系科目の意義は、こうした”考える力”にあると思っています。
例えばAだからB、BだからC、CだからDという理屈があったとします。
問題では、よく、”AだからDを示しなさい”とされます。これはAからDへ飛躍があるため、通常は思いつかず諦めてしまいます。
しかし、AだからBや、BだからCや、CだからDは、すごく簡単で思いつくのです。
一見難しそうに見える問題もシンプルな簡単な理屈の組み合わせで成り立っているのです。
小さな積み重ねをおろそかにせず、いかに考え抜けるかを問っているだけなのです。
たとえAだからDができなくても、AだからBなどの小さなステップができている時点で、この問題は解けたようなものなのです。
私たちありんこは、頭の悪い子など、本質的にはいないと考えています。
日頃から小さなことを真摯にとらえ、いかに考えてきたか。それだけが重要で、どんな子にも可能性は広がっていると信じています。
数学や理科、実は英語も”考える力”を養う科目であり、特に論理力を鍛えることができます。
論理力は社会に出たどんな場面でもその大切さを感じることができます。
社会は、人と人のコミニュケーションでできています。
コミニュケーションを円滑に行うには、人に説明したり、人を納得させたりする必要がありますが、まさに論理力がものをいいます。
また、論理力は、自らの頭の整理にもなり、”次に何するか?、次に何を創り出すか?”を強力にサポートします。
ありんこでは、”考える力”や”考え抜く力”が”生きる力”へと繋がると考えています。
”ありんこ”は”学びを家庭に戻したい”と考えています。
なにも外部の機関 (学校や塾) でなくても身の回りに学習は転がっています。
物が豊かでなかった昔は、 物が無いがゆえに助け合うことでしか生きられませんでした。 家庭での学習が大きな役割を担っていたのは事実です。
しかし、現代では物の豊かさに比例して役割が細分化され、 家庭の役割が意味を失いつつあると感じています。
そこで、 科学と家庭をキーワードにして、 ”ありんこ商会” を立ち上げました。
ITをはじめとする科学技術の発達により、様々な恩恵を享受する反面、人間が心豊かに生きていくことが難しい世の中になりつつあります。
これからの将来を人間が人間として創造的に生きていくために、人間にしかできない”考える力”を見つめ直しませんか?
ありんこの活動の構成は2部構成の形をとっています。
第1部では、心の豊かさをテーマに好奇心を育みます。
第2部では、心の豊かさと密接に関わる考える力を育みます。
両方参加されることが推奨ですが、上記どちらから参加いただいても構いません。
私たちありんこは、
“生きる力”は、
“心の豊かさ”を本質とする”考える力”
であると信じています。
お子さん、親さんともに学びましょう!!